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【映画】『君の名は。』を見た感想を、四葉ファンが語る【ネタバレ有】

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どーも!

四葉ちゃんファンのにものです。

 

四葉ぁぁぁあああああああああ!!!

 

あ…すいません…取り乱しました…。

 

というわけで!

先日、ずっとずっと楽しみにしてた新海誠監督最新作『君の名は。』を見てきました!!

 

結論から言うと…

 

めちゃくちゃ面白い

だいぶ面白い ←ここ!!

普通に面白い

なんとも言えない

普通につまんない

だいぶつまんない

めちゃくちゃつまんない

 

見終わった後のテンションは『いやぁあああ面白かったー!!』

 

うん、面白かった!!

おそらくあと2回は見る。

 

新海誠監督の作品では秒速が一番好きだったんですけど、個人的には秒速よりずっと面白かったです!!

 

正直ここまで面白いと思わなかったです。

 

というのも、この映画を見る前に予告編を何回か見てたんですけど、そこで男女が入れ替わるよくあるラブコメって感じがしたんで、そのつもりで本編も見たんです。

 

そしたら想像を遥かに凌駕する展開と演出で、おもいっきり度肝を抜かれましたw

 

色々と吐き出したい気持ちが溜まりに溜まってるので、順を追って書いていこうと思います。長くなったらごめんなさい!

 

それと、まだ一回しか見れていないので、もしかしたら僕の勘違いによって気分を害される可能性があります!そのときはすいません!! 

RADが心地よい

RAD好きってのもありますが、終始RADの曲が作品に合っていて心地良いと感じました。

 

特に最初の5分くらいで流れた曲が終わると共にタイトルが表示されたシーンでは、「カッケー…もうここで終わっても1500円払った価値あるな…」とマジで思った。

 

ちなみに、RAD挿入歌紹介「」内はサビです。

 

前前前世 「君の前前前世から僕は〜」

なんでもないや 「僕らタイムフライヤー」

スパークル 「運命〜だとか未来〜とか〜」

夢灯籠 「いつか行こう全生命も未到〜未開拓〜」

三葉と四葉の登場シーン

アラームが鳴り、三葉が眠そうに身体を起こして自分の胸を触っているところに四葉が駆け込んで来るシーン。

 

ここでは三葉が胸を触って『本物っぽい』と言ったあと、鏡の前で服を脱ぎ、鏡に映る自分を見て驚いたリアクションをとるのですが、ここで驚くということはこのとき三葉には瀧くんが入っていたということになります。

 

ですが、この次のカットではそのまま学校へ行き、口調や行動は三葉になっているので、あれは同じ日じゃなかったということになります。

 

ここがあまりにもスムーズ過ぎて、しばらくの間なんで三葉が驚いていたのかわかりませんでした。ノートの文字との結びつきをもたせるためにこのシーンを入れたんだと思いますが、しばらく頭にハテナマークが浮かんでたのは僕だけかな・・・。

 

ちなみにこのシーンが終わったと同時に、四葉ファンクラブが発足。あの歳であれだけしっかり者の四葉は、応援せざるを得ません。 

田舎の描写

三葉が友達と田舎を愚痴るシーン。

 

「コンビニは9時に閉まるし、スナックは謎に2件あるし、電車は2時間に一本だし、日照時間は短いし、あー!!こんな町早く出て東京行きたい!!」

 

めっちゃわかるうううううううう・・・実際にうちの最寄りのコンビニは本当に9時に閉まるし、電車は一本逃したら果てしなく来ない。

 

このシーンは思春期を経験した田舎育ちの頭を必ず縦に振らせます。

 

田舎への不満が積もって悶々とする表現がとてもリアルで良かった!

奥寺先輩のオフショル

奥寺先輩の悩殺オフショルでスピンオフ作品が1本作れるんじゃないかってぐらい、あのデートシーンには心奪われました。脱帽。

 

ちなみに、このシーンが終わったと同時に奥寺ファンクラブが発足しました。四葉ファンクラブと掛け持ちです。

事件の存在を知るシーン

事件の存在を知るシーンで鳥肌が立ちました。

 

ラブ……コメ……じゃない?!

うっわ…おもしろっ!!(ゾワッ)

 

良い意味で予想を裏切られましたね・・・。

 

ちょっと気になった点は、三葉と瀧くんが入れ替わることに慣れてお互いにルールを決めだしたシーン。僕ならきっとすぐ電話で連絡とるのにな〜と思っていました。入れ替わって色々とルールを決めた後に、直接電話するのはちょっと恥ずかしいって気持ちもわかるけど、もしかしたら入れ替わっている原因とかも判明するかも知んないのになと。

 

それで、やっと瀧くんが電話するんですけど、後になって電話が繋がらなかったのはあの事件があったからって伏線を回収しつつ「あ〜すぐ電話してもどっちみち繋がらなかったんか…」と妙に納得させられたところが見事だなと思いました。

 

でも、よく考えてみると瀧くんが電話したときのメッセージって「おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため〜」でしたよね・・・?

 

ここで思ったんですけど、普通は「おかけになった電話番号は現在使われておりません」じゃない・・・?

 

日が短かったから回線止まっては無かったのかな・・・?

下手するとちょっと怖い話になるよね。

三葉と瀧くんが出会うシーン

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ここが個人的にこの映画の中で唯一ダメだったところ。

 

心の中で「瀧!!はよ!!おい!!瀧!!あああああああああもう瀧ィ!!!」と何度も叫びました。よく安っぽい映画見てて思う「お前らそんなことしてる暇あったら逃げろよ!!!」と同じ感情です。

 

瀧くんは三葉がその日死ぬってわかってたんですよね?しかも彗星の欠片が落ちて来る時間を正確には知らないで。

 

まだたっぷり時間があるってんならまだしも、いつ落ちて来てもおかしくない状況で感動の再会劇を繰り広げられても「お前なにしてんだよ!!三葉や四葉を助けることが最優先だろ!!特に四葉!!」としか思えなかったです。

 

いや、もちろんずっとずっと会いたかった相手に会えたから超感動するのはわかるんです。でもまず助けなきゃ!!手遅れになっちゃったらどうすんの!!って僕は思うな・・・と。

 

で、なぜ瀧くんだけに叫ぶかと言うと、三葉は瀧くんと入れ替わって自分の村が壊滅している状況は見ていたんですけど、その原因があの日の彗星ってことを知らなかったんですね。

 

出会ったシーンではもう瀧が感動の再会劇を繰り広げすぎて彗星が落ちるってことは具体的に言ってなかったんですよ、たしか。(これは多分です。違ったらすいません。まだ一回しか見ていないもので、途中の彗星が落ちて来るフラッシュバック演出が口噛み酒を飲んだ瀧くんが見たものか、三葉が村を見たときのものかハッキリしません)。

 

追記:なぜかまだ事件が起こることを知らないハズの三葉が彗星のフラッシュバックを見てましたね。どういうこっちゃ?!

 

もちろん三葉が頭の回転の速い子で、あの壊滅した村を見て「あぁ…これきっとあの日彗星落ちるやつや…」ってすぐわかったならいいんですけど、再会劇を繰り広げてる途中で瀧くんが「まだやらなきゃイケナイことあるしな」って彗星を見上げるところで初めて後回しに意味が伝わっていたとしたら、三葉は最初から危機感を覚えることができなかったと思うんです。

 

手に名前を書くシーンでも、あの文字のおかげで三葉は覚醒じゃないですけど「ウォオオオー!!」ってなりました。けど、2文字の言葉(名前)も思い出せないのに「すきだ」って書かれている意味がバシッと伝わるもんなんですかね・・・。

 

あと、彗星が落ちて来るってことすらも忘れちゃって、仲間に言われて思い出すみたいなくだりもあるのかなーと思ったけどなかった。瀧くんはどうしてあの場所に居るかを驚くぐらいすぐ忘れてたのに・・・。

 

しかも、瀧くんはスゴイ奥手って勝手なイメージがあったもので、あんなできる男みたいなことを初対面の子にできるとか、スゲー成長したな〜顔も知ってるし性格もある程度わかってるから慣れたのかな〜。ただのイケメンかよ…ってどこか寂しい気持ちもありました。

 

まあでも、あそこで好きって伝えたい気持ちはすごいわかるかな、もう会えないかも知れないわけだし。僕もあそこに四葉がいたら、彗星とかそっちのけでトイザラスとか連れてって欲しいもの何でも買ってあげちゃってたと思うし…(四葉ファン魂)

 

なんで瀧くんは三葉を好きになっちゃってんの?って思った人いるかも知んないけど、実際に会ったことはなくてもメールとかで意外と性格出るし、入れ替わったときに周りの人たちにどう接されるかでその人がどういう人間かもわかるもんよね。それでメールとかが楽しくなってきて「こいつほんま良いやつやなー」って状態でいきなり連絡途絶えたら「え?えっ…?寂しいな…あれ?これが恋なんかな…?」ってなるよね!

 

多分。

運命は変えられないからの鬱エンド

だと思った、最初。新海誠監督だし。やってくるかな〜って。

 

例え逃げれたとしても、洋画でよくある「死を避けても運命は変えられない」ってやつかと思って胸が痛かった・・・。

 

でも、みんな無事助かって本当に良かった!!メタルギアだと「タイムパラドックスだ!!」って怒られそうだけどそんなの関係ねぇ!!オッパッピー!!

 

本当に良かった!!

 

何が一番良かったって高校生になった四葉が最後に見れたこと!!

もうね、あれはヤバいね。おやじ狩りでもなんでもしてください四葉様と。お金払うんで踏んでくださいと。強く。

 

・・・・・これ以上語ると警察署で「君の名は?」と聞かれそうなのでまとめへ。 

まとめ

伏線回収も華麗で、大まかなシナリオはマジで完璧だったんじゃないかと思います。

それだけに瀧くんの感動の再会劇が余計際立つという・・・。

 

メッセージ性というものはいつもあんまり考えないんですが、当たり前の幸せ・命の尊さ・愛などをテーマにしているんじゃないかと思いました。

 

「愛は時空を超える」

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※インターステラーからパクりました。

 

何はともあれ、大好きな新海誠監督の久しぶりの作品が面白くて、テンションが上がっております!!嬉しいっ!!

もうこの記事を書いているうちにまた見たくてしょーがなくなってきたので、明日もう一回見てきます!!!

 

追記:もう一回どころか3回見てきやした!!!! 

 

待ってろ

四葉ぁあああああああああああ!!!

 

待ってろ

オフショルぅうううううううう!!!

 

  

つーわけで

ばーい! 

 

 

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