ギャンブル依存症でパチンコ・スロット狂いだった僕の体験談と治療の道のり
突然ですが、あなたはギャンブルをしますか?
ギャンブルをしないという方は健全で素晴らしいと思いますが、ギャンブルをしてしまう方の気持ちが、ぼくはよくわかります。
ぼくは昔、ギャンブル依存症だったんです。主にパチンコとスロットの。
医師にそう言われたわけではありませんが、自分で振り返って「これは完全に病気だわ…」と思うことがよくあり、ネットで見つけたギャンブル依存症診断にすべて悪い方で答えるレベルだったので、多分そうだと考えます。
今回は、そんなぼくがギャンブル依存症だった頃の体験談に加えて、ギャンブル依存症を克服するまでの過程や治療についてと、現在進行形でギャンブル依存症の方へのメッセージを書いていきます。
長くなってしまうかも知れませんが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。
※ここからは、よりクズ人間感を出すために、当時の心境に一番近いカイジを使っていきます。
(例)
ギャンブル依存症だったぼくの体験談
今から何年も前の話。
まだ学生だった頃、ぼくはひとり暮らしをしていて、とあるイタリアンレストランでアルバイトをしていました。
この頃からギャンブル依存症の素質を見せ始めていたぼくは、バイトで稼いだ給料の3割〜4割を、毎月欠かさず決まったパチンコ屋に納金していました。
このパチンコ屋は店員さんの制服がやたらエロかったので、元は取れていたと思います。(取れてない)
このときはまだギャンブルを覚えたばかりだったので、負け額もたいしたことはありませんでしたが、日を追うごとにパチンコとスロットにのめり込んでいきました。
そして、だんだん負ける額と勝つ額が大きくなり、気付いたときには「何の台を打つかを考えながら給料日を今か今かと待ちわびるパチスロ廃人」になっていました。
もはや、パチンコ・スロット中毒と言っても過言ではない状態ですね。
そしてここから色んなことがありました。
給料日に給料を全額ブチ込み、ポンタカードのポイントだけで1ヶ月過ごす
ぼくが働いていたイタリアンレストランは、給料を茶封筒に入れて渡してくれるシステムでした。
給料日にシフトを入れていなかったぼくは、店長から「次シフト入ってるときに給料渡すね!」とLINEで言われましたが、廃人だったのでその日にお店に行って給料を受け取りました。
これはギャンブル関係なく、ひとり暮らし貧乏あるあるですね。
そして、太った茶封筒を持ってチャリで家に帰ろうとしたとき、ふとあることを思い出します。
「今日って…仮面ライダー入る日か…」
そう、給料日はちょうど新台の仮面ライダーがお店に入ってくる日だったんです。
すぐに打ちに行きたい気持ちが芽生えましたが、「せっかくの給料日だから何か美味しい物でも食べて家でゆっくりしよう」と思い、とりあえず家に帰ることにしました。
まっすぐ家に帰ったつもりでしたが、自分でもなぜかわからないほど自然に体が動き、気がつくといつものパチンコ屋に来ていました。
そして、チャリから降りるやいなや茶封筒を持った男は店内に吸い込まれて行きました。
それから何時間か過ぎ、ようやくお店から出てきた男の右手には、痩せこけてペラペラになった茶封筒が丸めて握られていました。
その日に貰った給料6万円を全額ブチ込んだのです。
それも、丸めた茶封筒はコンビニで捨てたので、シフトが入っていなかった給料日にわざわざ給料を取りに行った後、手ぶらで帰ってきたことになります。
なんという無駄。
給料を取りに行ったのも無駄で、1ヶ月間必死に働いたのもすべて無駄になりました。
そして、次の給料日まで生活していけないということにも、全てを失ったあと気付きました。
この時点で「使ってはいけないお金を使ってしまう」というギャンブル依存症の代表的な症状が見られます・・・。
すべてを失ったぼくは、途方に暮れました。
財布に残っていたお金は、数十円ほどしかありませんでした。
もちろん、貯金なんかありません。
誰かにお金を借りようにも自分のやってしまったことを人に話すのが恥ずかし過ぎましたし、何か嘘をついてお金を借りるのもイヤでした。
持っていたクレジットカードの余っている枠を何かしらの方法で現金化できないかとも思いましたが、度重なる滞納によってカードは止められており、消費者金融に駆け込む案は自分がクズ人間のネクストステージへ行ってしまうような気がして怖くなってやめました。
これは闇金ウシジマくんを見ていた影響が大きいと思われます。
そして、もう一度冷静になって考えてみたところ、幸い家には米がたくさんあり、冷蔵庫にはこの前買ってきた焼きそばがたくさんあったので、このふたつで作る貧乏飯「そば飯」とバイト先で食べさせてもらえる「まかない」を組み合わせれば、死にはしないことに気が付きます。
結論から言うと、実際なんとかなりました。
朝飯は食べずに、昼ごはんは毎日味の薄い具なしそば飯をタッパに詰めて学校に持って行き、夜はまかないを食らう(ほぼ毎日バイトを入れた)。
1ヶ月間毎日この食生活を続けました。
たまにバイトで疲れて甘いものが欲しくなると、高校生の頃貯めたポンタカードのポイントでチョコレートを買ったりもしました。この月はポンタカードのポイントが唯一お金の代わりになるものでした。
ポイントも少なかったので買ったのは数回で、しかも駄菓子のような安いものでしたが、このときのチョコレートは思わずため息をついてしまうぐらい美味しかったです。
北斗の拳の原作愛が炸裂し、2日で12万円負ける
ポンタ事件から少し経った頃、まったく懲りていなかったぼくは、クレジットカードや公共料金の支払いは滞納しても、パチンコ屋への納金は欠かさない相変わらずのクズっぷりでした。
そんなある日、とあるパチンコの新台がいつものお店に入ってきます。
北斗の拳です。
パチンコやスロット業界では北斗の拳はかなりのビッグタイトルで、北斗の拳の新台が出るときは新型のiPhoneが出るときの世間ぐらいザワつきます。
そして、特に原作の北斗の拳が大好きなぼくは、これまでにないほどザワついていました。
北斗の拳に使う用のお金も貯めていました。(このときちょっと勝っていたので)
土曜日の午前10時。
「いらっしゃいませー!!!」
という元気な声と同時に、戦いの火蓋が切られました。
いつものお店だったので、新台が入る位置を正確に把握しているぼくは、最短ルートを流れるように通って台に向かいます。
そうして無事確保した北斗の拳の新台は、見た目からしてかなりイカしてました。
これまでのどこかレトロな雰囲気とは違い、大きめのライトを存分に使ったド派手な外枠、液晶の両端にたたずむラオウとケンシロウの動くフィギュア、上と下からけたたましい音と共に飛び出してくる北斗七星の役物。
そして、それに加えてより綺麗になった3Dアニメーションで描かれる大好きな名シーン達。
北斗厨であるぼくの脳が溶けるのに、そう時間はかからなかったです。
それからなんだかんだあり、新台の北斗の拳を堪能したぼくは、夕方には家に帰ることにしました。
財布からは、朝一緒に戦うことを決めた10人の戦友が、4人に減っていました。
「十分満足したし、もう北斗一生打たんとこ…」
かなりの深手を負ったぼくは、そう強く心に決めました・・・。
翌日の午前10時。
「いらっしゃいませー!!!」
という元気な声と同時に、戦いの火蓋が切られました。
いつものお店だったので、新台が入る位置を正確に把握しているぼくは、昨日以上に軽やかな足取りで台に向かいます。
そうして無事確保した北斗の拳の新台は、昨日と相も変わらず、見た目からしてかなりイカしてました。
そうです。
昨日「もう一生打たない」と決めたのにも関わらず、翌日にぼくはまた北斗の拳の新台に座っていたのです。
それも、昨日6万負けたとは思えないケロッとした顔で、です。
これはギャンブル依存症の特徴のひとつである「自分で決めた制約やルールが守れない。自分ではやめたくてもやめられない」だと考えられます。
昨日は負けたけど、今日はやれる気がする。
この日のぼくは、そんななんの根拠もない自信に満ち溢れていました・・・。
結果、6万円負けました。
2戦合計マイナス12万円のテクニカルノックアウト負けでした。
この日は6万5千円ほど持って行ったんですが、最後の5千円は「昨日より負けたくない!!」という謎のプライドが邪魔して、なんとか使わないでおくことができました。
これは今後の生活を考えた正しい選択ではありますが、「最後の5千円をブッ込んでいれば空前絶後の超奇跡が起きて、今頃美味しいお肉が食べれていたかも知れない……挑戦する価値はあったな……」と、本気で思っちゃうのがパチンコ中毒者の悲しい性であります。
パチンコのハンドルを握ると落ち着く問題
バイト中の大半はパチンコ・スロットのことを考え、バイトが終わると、時間さえあればパチンコ屋に行っていました。
一度、バイトが終わって家に帰ったのに、いてもたってもいられなくなり、閉店の15分前に行ってパチンコを打っていたことがありました。
スロットは種類によっては5分あればひと勝負できますが、パチンコは15分じゃ到底無理です。
このときは完全に、「勝ちたい」という欲で打つのではなく、「パチンコのハンドルを握ると落ち着く」という理解し難い末期的な現象に見舞われていました。
パチンコのハンドルを握りながら「はぁ〜、やっぱり落ち着くなぁ〜」とリアルに思っていました。
結構ヤバいですよね。
とまあ以上の3つが、ぼくのギャンブル依存症エピソードです。
他にも色々あるものの、この3つが最もそれっぽいと思ったので選びました。
というわけで、ここからはギャンブル依存症を克服した治療方法と、現在進行形でギャンブル依存症の方へのメッセージをサクッと書いていきます。
ぼくがギャンブル依存症を克服した方法と、個人的に効果的だと思う治療法
「ぼくがギャンブル依存症を克服した方法」と書きましたが、ギャンブルでお金を失うことがなくなってからも、ぼくはギャンブル依存症を克服していませんでした。
ただ、負けないように努力したんです。
勝つことでギャンブル依存症を克服していった
ここまで言っていませんでしたが、ぼくは元パチプロです。
決して自慢ではありませんが、学生やサラリーマンをしながら月に平均30~40万、調子の良いときで60~100万は稼いでました。
これまで話した3つのエピソードは、ぼくがパチプロになる前の負けまくっていた時期のできごとなんです。
「パチプロなんて都市伝説だろ!この嘘つき!」と思う方がいるかも知れませんが、その気持ちはよくわかります。
なぜなら、パチンコ屋の客層は
- ボロ負けしてるおじいちゃん 2割
- ボロ負けしてるおばあちゃん 2割
- ボロ負けしてる社会人 2割
- ボロ負けしてる学生 2割
- 勝ってるフリして負けてる学生 1割
- 勝ってるフリして負けてる社会人 0.5割
- ガチで勝ってるやつ 0〜0.5割
リアルにこんな感じだからです。数が極端に少ないので存在自体が知られていません。
パチンコ・スロットなんてFXや株と比べれば難易度は何倍も低くて、最低限のルールさえ守れば誰でも勝てちゃうんですが、知識と自制心が足りてない人が全体の95%以上なんですね。(といっても現在は厳しい規制により勝つのが極端に難しくなっているのでちょっと話が違ってきます)
ギャンブル依存症だったぼくからすると、自制心は対極に位置する要素でしたが、一回ルールを守ってちゃんと勝ってからは不思議とそれを継続することができました。
ここでは勝ち方については触れませんが、興味のある方はこちらをご覧ください。パチンコ・スロットで勝つ仕組みを例え話で簡単に説明しています。
話を戻しますが、そんなこんなでパチンコ屋には足繁く通うけど、行けば行くだけ稼ぐという一石二鳥のループで、ぼくはギャンブル依存症ではなくなっていきました。(勝って余裕ができることで冷静に自分を分析できるようになった)
ギャンブル依存症の効果的な治療法
ぼくは珍しいケースで克服しましたが、普通はこうはいかないと思います。
先ほども言いましたが、今は昔と比べて厳しい規制が入り、「勝つのが難しい台」がどんどん増えているので、おそらくギャンブル依存症の方がパチプロになるのは99%無理です。
では、どうやって治療をすればいいのか?
これは、個人的にひとつしかないと思っています。
ギャンブルから無理やり距離を置く。
です。
よく「ギャンブルより面白い趣味を見つければいいじゃん!」とか言う人がいますが、ギャンブルより面白い趣味の帰り道にパチンコ屋があれば、昔のぼくは迷わず入ります。まずはギャンブル脳を正常に戻すことから始めましょう。
あと、パチンコ・スロットに関して「アプリやゲームを買えばお金を使うことがなくなり、依存症は克服できる!」と謳っているサイトをたまに見かけますが、個人的には逆効果だと思います。
「好きな台の実機を買って家で打つ」というのは人によっては効果的ですが、アプリやゲームは感覚がまったく違うので、実機が打ちたくなるだけです。(パチンコ・スロットはお金が賭かっていないと満足しないと思われがちですが、好きな台が打てればそれでいいという人は少なからずいます)
ギャンブル依存症というのは、心の病気です。使ってはいけないお金を使ってしまったり、借金をしてまでギャンブルをしてしまう人もいます。
実際にぼくの友達には、35万円もの借金を作ってパチンコをしているリアルカイジみたいなやつや、親から渡された学費をスロットに突っ込むぼく以上のクズもいました。
先に言っておきますが、もしこれを見ているあなたが「家族や恋人がギャンブル依存症で困っている」という悩みを抱えている場合は、とりあえずその対象者を「泥棒」と同じだと思ってください。
手を伸ばせば手に入る位置にお金があれば、ギャンブル依存症患者はそのお金を掴み賭博場を目指して走り出します。それが何のお金だとしても。
つまり、ギャンブル依存症になると、自分で自分の欲望をコントロールできなくなってしまうんですね。脳が麻痺するというか。
なので、ぼくは昔の自分を振り返ってみても、そもそものギャンブルをできなくしてしまい、時間を置いて脳を正常に戻すしか方法はないと思います。
もちろん、病院でカウンセリングを受けたりするのも効果はあると思いますが、ギャンブルをしたい気持ちとしたらいけない気持ちを葛藤させるより、強制的にギャンブルをできなくしちゃうほうが精神衛生上いいかと。
ギャンブルをできなくする具体的な方法としては
- 信頼できる人(家族・恋人)にお金を徹底的に管理してもらう
- ギャンブル可能な施設が近くにない地域に住む(ちょっと非現実的)
このどちらかが効果的だと思います。
1をもっと噛み砕いて説明すると
- 1日単位のお小遣い制にし、少しでも大きなお金を持つのを避ける
- クレジットカード+ICカードを持つ(キャッシング枠を潰したもの)
- デビットカード+ICカードを持つ
の3つかなと。
1はそのまんまなので、ここからは、「銀行の通帳やカードを信頼できる人に預けた前提」での2、3の話をしていきます。
日本には公営ギャンブルとして、競馬・競輪・競艇・オートレース(バイク)があり、完全にギャンブルなのに国が娯楽施設と言い切っているパチンコ・スロットがあります。
その中からまずは、一番多いであろうパチンコ・スロットに依存している人に的を絞っての話をします。
パチンコ・スロットは基本的に現金でしか遊戯することができません。
なので、キャッシング枠を潰したクレジットカードを持つのがひとつの方法です。(キャッシング枠は電話1本で簡単に潰せます)
これだと現金を持たないのでパチンコ・スロットができませんし、ある程度の都会なら現金を使わなくてもクレカ1枚+ICカード1枚ぐらいあれば生活できますよね。
ですが、この場合だとキャッシング枠再開とクレジットカードの現金化という抜け道があるので、完全に抑制する場合は3の「デビットカード+ICカードを持つ」がおすすめです。
デビットカードは口座にあるお金をその場で引き落として払うので、口座にある分だけのお金しか使えません。そのうえ、キャッシング機能もついていません。
誰かにお金を管理してもらう前提なので可能なことですが、デビットカード専用の口座を作り、小まめに生活費を振り込んでもらうようにすれば確実に抑制することができます。
といっても、これは軽度のギャンブル依存症の方向けかも知れませんね・・・世の中には消費者金融や闇金もあるので、もっとクレイジーな人の場合は身分がわかるもの全てを信頼できる人に預けるぐらいしかないかと…。
次に、競馬・競輪・競艇・オートレースに依存している人の話ですが、競馬と競輪はネットからクレカで買えちゃうので、先ほど紹介したクレカを作る方法は絶対使えません。
というか、この4つの公営ギャンブルはどれもネットバンクを持っていれば口座からそのまま引き落として利用できるので、ちょっとめんどくさいです。
クレカを持たず、ネットバンクを持たず、デビットカードを持たず(裏にネットバンクの口座情報が書いてあるため)、信頼できる人に細かい単位で現金を渡してもらうしかないかと。
現在進行形でギャンブル依存症の方へ
現在進行形でギャンブル依存症の方へのメッセージですが、当時の自分に言いたかったことを書きます。
まず、ギャンブル依存症のあなたはきっと、ギャンブルでいい思いをしたことがある方だと思います。
1時間で数万円勝ったり、1日で数十万勝ったりしたことがありますよね。
そして、再びそのいい思いをしたいという気持ちがベースになって、今もギャンブルにハマっています。
なんの苦労もせずにお金が増える、もっと言うと楽しみながらお金が増えるんですから、魅力的なのは間違いないです。
でも、あなたはお金を増やせていませんよね。
お金を増やすどころか減らしていますし、その減らしたお金を稼ぐために頑張った時間も同時に失っています。
ハッキリ言ってバカです。なんのために働いてるのか。
でも、バカなのは自分が一番よく分かっていることだと思います。
それでもやめられないんですよね、その気持ちは痛いほどわかりますよ。
パチンコにしろスロットにしろ競馬にしろ競艇にしろ自分の中で、たまらない瞬間があるんですよね。だからやめられないし、体が勝手に動いてしまう。
でも、ギャンブルって本当に最っ低な趣味なんですよね。
お金がかかるし、役に立つスキルは何も身につかないし、当たり前ですがイメージもすこぶる悪い。
得することなんてほぼありません。ギャンブル好きな人と話が合うぐらい。
「楽しいからいいんだよ!」という人もいると思いますが、楽しいからという理由だけで損しかないことを続けるのは、気持ちいいからという理由だけで腕に覚せい剤を打ち込み続ける人とあまり変わらないように思います。
自分の損得を考えずその場の感情だけで動いている。あなたも昔のぼくもそのレベルです。
あなたがギャンブルをやめたい、人生を充実させたい、と少しでも思うのなら、今すぐ行動しましょう。そして、環境を変えてください。
「よし!もう絶対ギャンブルはしないぞ!俺は変わるんだ!」という意気込みは本当に意味がありません。
一週間もしないうちに「あのとき決めたのに…」と、また後悔することになります。
人間って「明日から毎日走る!」とか「毎日これだけ筋トレする!」とか決めても、何かと理由を付けてやらなくなっちゃう生き物なんですよね。
本当に自分を変えたければ、どうしてもそうしなければいけない理由というか環境を作ったほうが絶対にいいです。
つまり、ギャンブルが絶対にできない環境にしてください。
「やらないようにする」ではなく、「絶対にできなくする」。それがあなたが変わる唯一の方法です。
ギャンブルから離れてそれなりに時間が経てば、自分がなんであんなに夢中になっていたのか不思議に思えて笑えてきますよ。応援しています。
おわりに
色々詰め込んだらめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、以上で終わりになります。
少しでも面白いと思っていただけたり、ためになると思っていただければ幸いです。
ちなみに、「ギャンブル依存症とかマジでバカ過ぎるわ」と思った方。
あなたはスマホゲームのガチャなどに課金し、自分が持っていないキャラや武器が欲しくてたまらなくなり、思わずたくさんお金を使ってしまったことはありませんか?
実はそれって、心理状態的にはギャンブル依存症とすごく似ているんです。
今心当たりのあった方や、自分が何かに依存してしまっていると感じる方には、こちらのマンガをおすすめします。
マンガなのでわかりやすいうえに、思わずドキッとしてしまうような確信を突く面白い解説が満載です。
スマホ・Twitter・Youtube・ゲームなど、思わず依存してしまいがちな物が多く存在する今の時代だからこそ、読む価値があるマンガだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた!!